今までに読んだ会計の本②

10年以上前のベストセラーで当時凄く話題になりました。タイトルは「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」公認会計士の方が書いた本です。

 

全部で7つの章になっていて、各章ごとに完結する内容となっています。各章のタイトルは本のタイトルにもなっている「さおだけ屋はー」と「ベッドタウンに高級フランス料理店の謎」、「在庫だらけの自然食品店」、「完売したのに怒られた!」、「トップを逃して満足するギャンブラー」、「あの人はなぜいつもワリカンの支払い役になるのか?」、「数字に弱くても「数字のセンス」があればいい」です。

 

どの章も普段の日常でありそうな場面で著者が疑問に感じた事を、会計の視点から謎解きをして疑問を解消していく内容です。各章ごとで話しが完結するので、気になったタイトルの章だけ読んでも大丈夫です。

この本は一応会計の本という事になっていますが、日常でよくありそうな場面を取り上げているので、会計の本という感じはあまりないです。計算事例も出てきますが、本当に単純な足し算、掛け算、割り算などばかりです。

巻末には会計用語の解説も載っていて15年近く前に出た本ですが、今読んでも十分為になる内容です。

 

また、同じ方の著書「食い逃げされてもバイトは雇うな」と「「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い」の2冊も合わせて読むと面白いです。