![仕訳帳(貸倒損失)](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=1024x929:format=jpg:rotate=270/path/s06196a7d5282e960/image/i6beb718de9d36921/version/1552871733/%E4%BB%95%E8%A8%B3%E5%B8%B3-%E8%B2%B8%E5%80%92%E6%90%8D%E5%A4%B1.jpg)
掛けで販売した分の売掛金が1万円回収出来なくなった場合の処理の仕方です。
債権が回収出来なくなった時は「貸倒損失」などの勘定科目を用います。そして貸倒損失などは費用勘定になります。
それでは仕訳です。
債権1万円分が回収不能になったので、1万円損失が発生した事になります。この損失は貸倒損失として処理します。
費用の貸倒損失が1万円発生した訳ですから、仕訳帳の左側(借方)に貸倒損失10,000と記入。
次に、回収不能となった債権は売掛金ですから、その分売掛金が減る事になります。
この事例の場合は1万円回収不能になっていますから、売掛金が1万円減ります。
資産である売掛金が1万円減ったので、仕訳帳の右側(貸方)に売掛金10,000と記入。
以上、「貸倒損失10,000」=「売掛金10,000」 となり仕訳の左右(貸借)が同じになります。
仕訳の下に「売掛金1万円が回収不能となる」などと取引の内容を記載しておきます。
これで売掛金が回収不能になった場合の取引仕訳が出来ました。