![仕訳帳(現金・有価証券・有価証券売却益)](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=1024x929:format=jpg:rotate=270/path/s06196a7d5282e960/image/i840fc345512979b7/version/1553762551/%E4%BB%95%E8%A8%B3%E5%B8%B3-%E7%8F%BE%E9%87%91-%E6%9C%89%E4%BE%A1%E8%A8%BC%E5%88%B8-%E6%9C%89%E4%BE%A1%E8%A8%BC%E5%88%B8%E5%A3%B2%E5%8D%B4%E7%9B%8A.jpg)
10万円で買った株式を12万円で売りその代金は小切手を受取った場合の仕訳の仕方です。
今回の例は株式の売却により利益が出ています、この利益は「有価証券売却益」勘定を用いて仕訳処理します。
有価証券売却益は収益勘定となります。
それでは仕訳をします。
まず、売却した株式の代金12万円は小切手を受取っています。
他人振出小切手は現金勘定で仕訳するので、資産勘定の現金が12万円増えた事になります。
資産の現金が12万円増えたので、仕訳帳の左側(借方)に現金120,000と記入。
次に、売却した株式は10万円で購入したものなので、その価格は有価証券100,000と記録してあります。
10万円分の有価証券(株式)を売却したので、資産勘定の有価証券が10万円減りました。
資産の有価証券が10万円減ったので、仕訳帳の右側(貸方)に有価証券100,000と記入。
最後に、10万円で購入した株式を12万円で売却したので、2万円の儲け(有価証券売却益)が発生しました。
収益勘定の有価証券売却益が2万円発生したので、仕訳帳の右側(貸方)に有価証券売却益20,000と記入。
これで「現金120,000」=「有価証券100,000+有価証券売却益20,000」と仕訳の左右(貸借)が同じ金額になります。
今回の仕訳は右側(貸方)に「有価証券」と「有価証券売却益」2つの勘定科目があるので、諸口と記入して一括りにします。
仕訳の下には「10万円で購入した株式を12万円で売却する」などと取引の内容を記載しておきます。
以上で、10万円で購入した株式を12万円で売却し、小切手で代金を受取った場合の仕訳が出来ました。
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