建物、備品、車両などの固定資産は使用する事や年月が経過する事でその価値が減少します。その固定資産の価値を減少させる処理が減価償却です。
減価償却の記帳法は直接法と間接法の2つがあります。
直接法は固定資産の帳簿価格を減らしていく方法で、建物、備品、車両など各固定資産の勘定と「減価償却費」という費用勘定を用います。
仕訳の左側(借方)に減価償却費勘定、右側(貸方)に各固定資産の勘定を記入します。
間接法は固定資産の帳簿価格は減らさない方法で、「減価償却累計額」という評価勘定と「減価償却費」の費用勘定を用います。
仕訳の左側(借方)に減価償却費勘定、右側(貸方)に減価償却累計額勘定を記入します。