製造原価13万5,000円の製品が完成した時の仕訳です。
製品が完成した時は、仕掛品勘定を資産の勘定である製品勘定に振り替える仕訳となります。
製造原価13万5,000円の製品が完成したということは、資産である製品が13万5,000円円増えたことになります。
資産の製品が13万5,000円増えたので、仕訳の借方(左側)は製品135,000となります。
次に、製品の製造原価は仕掛品勘定で借方(左側)に記録してあります。
製造過程である仕掛品が完成して製品になったので、借方(左側)の仕掛品勘定の残高を減らす必要があります。そのため仕訳の貸方(右側)は仕掛品135,000となります。
これで製品135,000=仕掛品135,000と仕訳の貸借(左右)が135,000で同じになったので、製品が完成した時の仕訳ができました。
なお、製品の元帳は借方(左側)に仕掛品135,000と記入。仕掛品の元帳は貸方(右側)に製品135,000と記入することになります。
