![仕訳帳(損益・給料・支払手数料)](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=1024x929:format=jpg:rotate=270/path/s06196a7d5282e960/image/i7b68f81d6bfc02a1/version/1564542440/%E4%BB%95%E8%A8%B3%E5%B8%B3-%E6%90%8D%E7%9B%8A-%E7%B5%A6%E6%96%99-%E6%94%AF%E6%89%95%E6%89%8B%E6%95%B0%E6%96%99.jpg)
決算時に費用の諸勘定を損益勘定に振り替える仕訳です。
費用の諸勘定は借方(左側)に記録してあります。それを損益勘定に振り替えるために、借方(左側)は損益勘定、貸方(右側)は費用の諸勘定という仕訳になります。
決算時の費用が給料20万円、支払手数料5,000円だった場合の仕訳をします。
まず、費用の諸勘定合計は20万5,000円なので、仕訳の借方(左側)は損益205,000となります。
次に、費用の給料は20万円で借方(左側)残高になっているので、貸借(左右)を同額にするために、仕訳の貸方(右側)は給料200,000となります。
そして、費用の支払手数料は5,000円で借方(左側)残高になっているので、同様に仕訳の貸方(右側)は支払手数料5,000となります。
仕訳の貸方(右側)には2つの勘定科目があるので諸口としておきます。
これで、仕訳の貸借(左右)が損益205,000=給料200,000+支払手数料5,000と同額になります。
仕訳勘定の下には「費用の諸勘定を損益勘定に振り替える」などと仕訳の内容を、年月日欄には決算日を、元丁欄には勘定科目ごとにつけた任意の番号を記入しておきます。
以上で、決算時に費用の諸勘定を損益勘定に振り替える仕訳ができました。
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