![仕訳帳(リース資産・リース債務)](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=1024x914:format=jpg:rotate=270/path/s06196a7d5282e960/image/ib49c7f3d38c9ba2b/version/1570685512/%E4%BB%95%E8%A8%B3%E5%B8%B3-%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E8%B3%87%E7%94%A3-%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E5%82%B5%E5%8B%99.jpg)
ファイナンス・リース取引でリース契約をした時の利子抜き法による仕訳です。
リース期間が5年間、年間リース料が5万円、リース資産の見積現金購入価額が20万円の備品をリース契約した場合を例に挙げてみます。
リース契約をした備品はリース資産という資産の勘定で仕訳記録します。今回は利子抜き法による仕訳なので、見積現金購入価額をリース資産の価格とみなします。
では、仕訳です。
まず、備品のリース契約をしたので、資産であるリース資産が20万円増えました。
リース資産が20万円増えたので、仕訳の借方(左側)はリース資産200,000となります。
次に、見積現金購入価額20万円の備品をリース契約したので、負債であるリース債務が20万円増えたことにもなります。
リース債務が20万円増えたので、仕訳の貸方(右側)はリース債務200,000となります。
仕訳の貸借(左右)は20万円で同じになりました。
仕訳勘定の下には「備品のリース契約をする」などと取引の内容を、年月日欄には取引日を、元丁欄には勘定科目ごとにつけた任意の番号を記入しておきます。
以上で、ファイナンス・リース取引でリース契約をした時の、利子抜き法による仕訳ができました 。
関連記事 リース契約をした仕訳の転記(利子抜き法)