建物の完成前に手付金を小切手振出で支払った時の仕訳
![建設仮勘定、当座預金 仕訳帳](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=929x1024:format=jpg/path/s06196a7d5282e960/image/i9477f74d5672ef45/version/1616648861/%E5%BB%BA%E8%A8%AD%E4%BB%AE%E5%8B%98%E5%AE%9A-%E5%BD%93%E5%BA%A7%E9%A0%90%E9%87%91-%E4%BB%95%E8%A8%B3%E5%B8%B3.jpg)
建設中の建物代金の一部を手付金として支払った時の仕訳の仕方です。
【事例】建設中建物の手付金として、小切手10万円を振り出して支払う。
建設中建物の代金を支払った時は、建設仮勘定という資産の勘定を使って処理をします。また小切手を振り出したときは当座預金を用います。
それでは仕訳です。
まず建設中建物の代金を10万円支払ったので、上記の通り資産である建設仮勘定が10万円増えたと考えて処理します。なので仕訳の借方は建設仮勘定100,000となります。
次に代金の10万円は小切手振り出して支払っているので、当座預金を10万円減らすことになります。なので仕訳の貸方は当座預金100,000となります。
これで仕訳の貸借が建設仮勘定100,000=当座預金100,000となり、建設中の建物代金を小切手振り出して支払った時の仕訳ができました。
関連記事 建設仮勘定・元帳